スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

お持ち帰りしちゃいました。

会社からの帰り道、近所の公園の前を歩いていると、人懐っこい子猫に出会った。

この公園の前ではけっこうひんぱんに野良猫に遭遇する。決して猫好きというわけではないのだが、動物のぬくもりにふれたい私は、野良猫を見かけるたび、猫の前でしゃがんで「チッチッチ」と囁いて猫を呼んでみる。私の呼ぶ声に応じてくれる猫に会えるのは年に1回ほどで、あとは追いかけてもすぐに逃げていく。
その時に出会った小猫は、どういわけか、私がいつものように「チッチッチ」と囁くと、その場にとどまり、私が手を近づけても逃げるそぶりを全く見せない。「ニャアニャア」と鳴きながら私にされるがままだ。

しばらくそうして遊び、十分堪能したあと、いざ私がウチに帰ろうと足を踏み出すと、私の足に身体を擦り寄せてくる。構わず歩きだすと、なんと私の足の間をすり抜けてくるくる回っているではないか。

「えぇ〜い、お持ち帰りしゃちゃうぞっ!」

たまらなくなった私は、その灰色に縞が入った子猫を担ぎあげ自宅を目指すことにした。

さすがに途中で逃げるかと思ったが、特に嫌がるわけでもなく私の腕に抱かれたまま自宅まで着いた。

いきなり野良猫を連れ帰ったら相方もきっと驚くだろうな、なんてことを思いながら、マンションのエレベーターに猫と乗り込むと、それまでおとしかった猫が急に私の腕を踏み台にしてエレベーターから飛び出してしまった。

急いで猫の後を追ったが、道路に出ても猫の姿はもうなく、どこかへ行ってしまったあとだった。あるいは、エレベーターに驚いてどこかに身を潜めているのかもしれない。

しばらく探したが見つけることができなかった。諦めて、家に帰ると、相方に尋常じゃ無い量の猫の毛がスーツに付いていることを指摘された。

家に連れ帰ってきてどうするわけでもなかった。けれども、突然の別れが残念でならなかった。

それから2週間ほど経ったある日、家の前の電柱に、こんな張り紙が貼ってあったのを見つけた。
写真


私が家まで持って帰ってきた野良猫に間違いなさそう・・・・


ニャア。

コメント

非公開コメント

LINE@

友達登録していただくとLINEでブログの更新情報をお届けします。


友だち追加数

 

最近の人気記事です

自己紹介です


34歳男子。ネザーランドドワーフと34歳女子と3人で同棲中。好きなモノは、タイ料理、カキピー(わさび味)、海外SF、ゾンビ映画、村上春樹、野宿、スパイ、自分。ブログは半径100メートル以内の出来事を忘れないようにメモっています。新卒で入ったB2B系広告会社の営業を皮切りに、Webライター、マーケッター見習い、Web広告屋、CRMマーケッターを経て、現在はダイレクトマーケティング・コンサルタントという肩書きのもと、とある通販コスメのECサイトを成功報酬モデルでプロデュース中。未知のビジネス課題をクライアントと一緒になって解決するお仕事が多いです。裏日本の豪雪、酷暑地帯出身。手先器用、口先不器用。新大阪在住。

好きな言葉です

・チャンスは不可能の顔をして通り過ぎる
・The world is mine.
・好奇心
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。