タイトルに「…」が二つも入っている青春漫画



まんが道、読んだことありますか?

藤子不二雄A巨匠のF画伯との富山での幼少期の出会いから、東京でのトキワ荘での活躍を描いたこの作品。

巨匠のまんがにかける情熱とその奮闘の日々が「これぞ青春!」と読んでいて熱くなること必至の傑作です。
そのまんが道の続編となる作品がこの「愛…しりそめし頃に…」。

ってきり題名からして巨匠のお年からすると老いらくの恋でも追った話かと思っていたら、まんが道の続きだったんですね。

内容としては、基本的にまんが道と同じような話が続きます。

ただ、以前のまんが道の頃とは違って、大人の読者を対象としているせいか、恋バナの割合も増えていますし、挫折や苦悩を感じさせるエピソードが多くなっています。

ときどきエピソードの最後のコマで、巨匠の当時の心情を表す演出としてフランスの詩や当時流行っていた歌の歌詞などが引用されるのですがこれがとてもいいんです。

こういうふうにその時の気持ちを誰かの詩で表せるのってステキだなと思うんです。
憧れます。

次に掲げるのは、そんな詩の中でも特にビビビッって来た「一本の線」という一作。


“真っ白な紙に引かれた一本の線が

地平線となり天と地を分ける。

そこから世界が生まれ、物語がはじまる。

一本の線を引いた私はこの世の造物主、

物語の創造主となる・・・私は神になったのだ。”


同じ漫画家の園山俊二(はじめ人間ギャートルズの作者)さんの詩みたいです。

読んだことがない方はぜひ最初の「まんが道」から読んでください。
きっと夢を追いかける素晴らしさが伝わってくるはずです。


ちなみに、「愛…しりそめし頃に…」の2巻には、F画伯が亡くなった日のことが書かれた「さらば友よ」が収録されています。(感涙必至)

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34歳男子。ネザーランドドワーフと34歳女子と3人で同棲中。好きなモノは、タイ料理、カキピー(わさび味)、海外SF、ゾンビ映画、村上春樹、野宿、スパイ、自分。ブログは半径100メートル以内の出来事を忘れないようにメモっています。新卒で入ったB2B系広告会社の営業を皮切りに、Webライター、マーケッター見習い、Web広告屋、CRMマーケッターを経て、現在はダイレクトマーケティング・コンサルタントという肩書きのもと、とある通販コスメのECサイトを成功報酬モデルでプロデュース中。未知のビジネス課題をクライアントと一緒になって解決するお仕事が多いです。裏日本の豪雪、酷暑地帯出身。手先器用、口先不器用。新大阪在住。

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