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優れたキャッチコピーと優れたボディコピーがあった場合、僕は。

近親憎悪というわけではないけど、コピーライターをありがたがったり、広告表現を「作品」として扱う様があまり好きじゃない。

だから、コピーの作品集なんか読む暇があったら、小説や詩といったコピー以外の文章や言葉に触れたほうがよっぽど肥やしになると思っている。

基本的にはコピーに接するスタンスはこのとおりなんだけど、ときどき、「このコピーはいいなぁ」と作品として語りたい広告に出会うときがある。
IMG_8359.jpg
梅田に向かう御堂筋線に乗っていて、立っている目線の先にたまたま見つけたこのドア横ポスターのカプセルホテルの広告もそんな語りたくなった広告のひとつ。

どちらが重要か優劣を付けるわけではないけど、優れたキャッチコピーと優れたボティコピーがあった場合、僕は優れたボディコピーの方により深い尊敬の念を覚える。

(もちろんボディコピーを読んでもらうためには、その前の段階で目に止めてもらうためのキャッチコピーやビジュアルなどで工夫が必要なのは言うまでもない)

この広告であれば、カプセルホテルが生まれたその歴史的背景を、その必要性から実は黒川紀章(なぜ、KISHO KUROKAQAとローマ字?)設計であるという事実を織り交ぜながら、知的好奇心にビシビシ響くかたちで読ませてくる。

最後の「カプセルホテル」というサービス名に結びつく流れは正直、クサイけれど、想像するに減少するいっぽうのカプセルホテル利用者を温故知新させて新たなユーザーを獲得するというマーケティング課題に少しは貢献できたんじゃないでしょうか。

利用したこともないし、これから利用したいとも、利用する機会があるとは思えなかったカプセルホテル。

すくなくとも、僕がこの広告のボディコピーを最後まで読み終わった後に感じたことは「カプセルホテルっていいかも・・・・」というポジティブな気持ちだった。

そう、優れたコピー、具体的にはボディコピーは、読み手のマインドを180度スイッチさせる力があると思う。

というわけで、ポスター下に座っていた人には思いっきり怪訝な顔をされたけれども、パシャリ。

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34歳男子。ネザーランドドワーフと34歳女子と3人で同棲中。好きなモノは、タイ料理、カキピー(わさび味)、海外SF、ゾンビ映画、村上春樹、野宿、スパイ、自分。ブログは半径100メートル以内の出来事を忘れないようにメモっています。新卒で入ったB2B系広告会社の営業を皮切りに、Webライター、マーケッター見習い、Web広告屋、CRMマーケッターを経て、現在はダイレクトマーケティング・コンサルタントという肩書きのもと、とある通販コスメのECサイトを成功報酬モデルでプロデュース中。未知のビジネス課題をクライアントと一緒になって解決するお仕事が多いです。裏日本の豪雪、酷暑地帯出身。手先器用、口先不器用。新大阪在住。

好きな言葉です

・チャンスは不可能の顔をして通り過ぎる
・The world is mine.
・好奇心
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