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【モストデンジャラス&スペクタクル】武田尾で廃線跡ハイキングをしてきました

先日の土曜日、宝塚は武田尾にハイキングに出かけてきました。去年の6月に京都の愛宕山に廃墟を見に行ったのがちょうど1年前。今回は、廃墟ならぬ廃線が目当てです。

これがまあ予想外にデンジャラス&スペクタクルなハイキングだったので写真付きでレポートしたいと思います。

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大阪からJRで約40分。運賃は570円。福知山線の宝塚駅から北に3駅先にあるこの武田尾駅。一つ手前の西宮名塩と同じようにトンネルが主体の駅です。西宮名塩よりももっと秘境感満載の駅です。

今回、たまたまパートナーが街角で見つけたフリーペーパーにこの武田尾の廃線跡が特集されていたので、この武田尾のことを知りました。

実家のある豊岡市に帰省する際は福知山線を利用します。過去何度も通ったことがありましたが、僕は今まで一度降りたことがありませんでした。


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雰囲気は嵯峨野線の保津峡駅に似てます。電車に乗ったまま見る限りでは、眼下の川と渓谷の風景だけが見える駅です。

電車を降りてスグ秘境。
まわりにあるのは山と川だけ。

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上の写真の画面中央にあるのが駅です。駅は自動改札機が1台ありましたが、無人駅でした。駅を出ると左手に進みます。駅から目指す廃線跡まで10分ほど歩きます。

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いい天気で、絶好のハイキング日和でした。

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途中、民家兼食堂が2件ありましたが、他には家は皆無です。いったい何故ここに電車が止まる必要があるのか理解に苦しむほどの田舎です。

廃線跡に向かう途中には要所要所に廃線跡への道案内が出ていますので基本、迷うことないと思います。

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僕ら以外のハイカーもたくさん来ていました。カップル、親子連れ、シニアのグループなど、さまざまです。すれ違うたびに、どちらからとなく「こんにちは」の挨拶を交わします。

右手にある川は武庫川の上流です。覗きこむととけっこう崖っぷちを歩いていることが分かります。前日は晴れてましたけど、梅雨のせいか水は濁ってます。
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トンネルが見えて来ました。

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もちろん。灯りはありません。そのまま突き進みます。それほど距離がないので奥から差し込む光で十分明るいです。

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トンネルの外壁はレンガです。

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ちょいちょい、トンネルが続きます。

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枕木です。

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トワイライト・ゾーンへ。

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一つのトンネルの長さが徐々に長くなっていきます。長くなるにつれて、トンネルの中の暗さも増していきます。

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まだまだ続きます。

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当初の予定では、持参したフリーペーパーに書いてある行程のとおりに、ここらへんで引き返すつもりでした。廃線跡もそこまでしか続いていないと思っていたんです。

けれども廃線跡は途切れることなくまだまだ続いています。一つ違うのはJR西日本が立てている警告の立て看板が物々しくなってきたこと。「なんかあってもわしゃ知らんで〜」という自己責任感が強くなってきました。

というわけで引き返すのは中止し、行けるところまで行こうかと、僕がつぶやいたので先に進むことにしました。そう、猿岩石です。

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実際、ここからのトンネルは真っ暗で懐中電灯がないと本当に真っ暗でした。トンネルだからトンネルの先は必ず明るいはずです。しかし、トンネルの長さがいよいよ長くななり、しかもカーブしているため、トンネル出口の光が差し込まないんです。

最初は恐る恐る先頭を行くハイカーの懐中電灯に便乗していましたが、途中からはスマホの懐中電灯アプリ(初めて使った!)を起動してスマホのLEDライトの灯りを頼りに先を進みました。

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最初の真っ暗トンネルを抜けると鉄橋が待っていました。

ここで武庫川を横切り対岸に渡ります。一応柵はありますが、すぐ下は武庫川の濁流です。

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枕木の下はスカスカなんで、いくらでも川に飛び込めます。

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また、トンネルです。禍々しいオーラが強くなってきました。なんか出そうとはこのことを言うんだと思います。夏の真昼間だからこうしてへいちゃらを装っていますが、一人で冬の夕方とかに来た日は、恐ろしさで発狂するレベルです。

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道の両脇の草木がどんどん迫ってきます。歩くのに支障はないです。誰も手入れせず、自然にまかせているので当然です。

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武庫川の流れも急になってきました。中国かどこかの密林の岩山のようです。川の岩も巨大です。

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川の柵に立てかけてあったポエムです。ノリ的に昭和の山岳部です。自殺防止でしょうか?

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激流と高所で余裕で死ねます。

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ところどころ、打ち捨てられた構造物がありました。

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また、トンネルです。このトンネルでは外壁から水が染み出していました。水が滴り落ちる音がトンネル内に静かに響きわたっていました。

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写真では全て載せていませんが、鉄橋を渡った後も、真っ暗なトンネルが4つか5つほどありました。

トンネルの中でライトを切ると、本当に墨を引いたような暗闇に包まれます。なかなか暗闇の中を歩くという経験もないのでこれはこれで楽しいです。

灯りが無くてもまっすぐに進めばトンネルの先に進めますが、足下は基本枕木が埋まった段差を歩くので、怪我をしたく場合は懐中電灯かスマホか何かはあったほうが無難です。

トンネルの中で他のハイカーにすれ違うこともありました。すれ違ったハイカーは全員ライトを持っていたので向こうから近づいてくるのが分かりました。お互いにライトを持たずにすれ違ったとしたら心臓が止まるくらい驚くと思います。

映画「28日後」のワンシーンで、灯りの消えたトンネルの中を無数のゾンビが猛ダッシュで主人公達を追いかけるシーンがあります。僕は真っ暗なトンネルを歩きながら「いまもしゾンビが出てきたらどうしよう・・・・」とずっとそんなことを考えていました。そんな心配を一緒に行ったパートナーに話すと「ろくでもないことばっかり考えるね」と呆れ顔でした。

このシーンです。


そうそう。一度スマホの灯りをトンネルの天井に向けてみるとコウモリらしき物体が空を切るのが見えました。「キャッ!!」と小さく叫んじゃいました。

どんだけ暗いかはこれを見てください。




ところで、どこまでこの線路は続くのでしょうか?左手に川、時々トンネルという流れが続いて、少し飽きてきました。

途中、リアルに「線路は続くよどこまでも」を歌いながら歩き続け、かれこれ武田尾の駅を出てから2時間ほど経っています。

もしかして、福知山線の廃線を川下(大阪方面)に向かって歩いているのだから・・・と気づいたときにはゴールしてました。


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そう。廃線跡のゴールは想定できたのです。
廃線跡は西宮名塩駅と生瀬駅のちょうど中間でした。

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いまも現役で走っている区間の廃線ですから、当然いまの区間の近くに出てくるわけです。

生瀬駅までは15分ほどですが、知らない間に生瀬駅を通りすぎていたため、結局宝塚までさらに1時間ほど歩きました。

僕たちはあまり計画性無く行き当たりばったりでしたが、西宮名塩側からだとゴールしたら武田尾にある温泉につかっってハイキングの疲れを癒すこともできるので、こちらのコースのほうがオススメかもです。

武田尾温泉 紅葉館
http://www.takedao-onsen.jp/

入浴料1800円はちょい高めですが、今度は秋にまた来たいと思います。


ちなみに、反対側(西宮名塩側)の廃線跡の入口はこんな看板が立っていました。

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みなさん、行かれる場合は、くれぐれも気をつけて行ってください。

以下、Wikipediaによる武田尾情報です。

1986年に旧国鉄が宝塚駅から三田駅の新線を整備し、廃線後から口コミで広がり、今では人気のハイキングコースとなっている。廃線直後は立入禁止措置がとられ、「立入禁止」と明記され入口に柵が設置されたが、それにもかかわらずハイキング利用者が増加したため、1990年にハイカー自身が事故の責任を負うことを条件に開放され[1]、「事故が起きても当社(JR西日本)は一切責任を負いません」と書かれた看板が設置された。実際に、2008年8月10日、西宮市内のトンネル近くでハイカーが別の歩行者とすれ違い、岩場に転落・死亡するという事故が起こったため、これを機にJR西日本は対策を行ったが、歩行者からなる団体に反対され、現在決定的な対策もないままに事が進んでいる。宝塚市も財政難状態であり、整備が難しいのが現状である。
コース上の落石対策等の安全対策は万全ではなく、コース中、照明のないトンネルや(長いもので300 - 400mあるため懐中電灯など明かりになるものは必携)、当時のままの古い鉄橋も存在し、大半は枕木がそのまま放置されていて足場も悪い為、安全には十分留意する必要がある。また、当駅 - 生瀬駅間のコース途中に抜け道は存在しないため、体調はもちろんのこと、水場やトイレ、食料や飲み物についても考慮する必要がある。常に山間のコースであるため、携帯電話の電波は弱い(携帯機種によっては圏外)。なお、往年、行楽本で紹介されたり、また関係各所も事実上黙認していたことから、廃線跡のうち武田尾側一部が遊歩道として整備された。武田尾側入口付近にはトイレが設置され、200m程度は遊歩道として整備された。前述のように足元が良くないため、比較的早い人でも所要時間は約2時間である。



コメント

楽しそう!

とっても素敵な記事で、楽しく読ませて頂きました!
こういうところ大好きです。
JRの看板で責任取らないよ!って書かれてたら、そりゃあちょっとはドキドキしますね。
また冒険の記事楽しみにしています。

楽しかったです!

ユッキーさん、コニャニャチワ。
アドヴェンチャー好きなので、とっても楽しかったですよ。

神奈川県でも廃墟ングできるとこ、いっぱいあるみたいですね。
http://mindtravel.web.fc2.com/kanagawa/kanagawa.html

もし、行かれた教えてくださいな。
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34歳男子。ネザーランドドワーフと34歳女子と3人で同棲中。好きなモノは、タイ料理、カキピー(わさび味)、海外SF、ゾンビ映画、村上春樹、野宿、スパイ、自分。ブログは半径100メートル以内の出来事を忘れないようにメモっています。新卒で入ったB2B系広告会社の営業を皮切りに、Webライター、マーケッター見習い、Web広告屋、CRMマーケッターを経て、現在はダイレクトマーケティング・コンサルタントという肩書きのもと、とある通販コスメのECサイトを成功報酬モデルでプロデュース中。未知のビジネス課題をクライアントと一緒になって解決するお仕事が多いです。裏日本の豪雪、酷暑地帯出身。手先器用、口先不器用。新大阪在住。

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・チャンスは不可能の顔をして通り過ぎる
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