一週間の仕事を終えた金曜の夜、ビールを持込ながらスナックを片手に見る映画はなんだって面白いのかもしれない

そりゃ、話の内容はいろいろツッコミどころ満載だけど、僕はとてもこういう作品が大好きなので大満足だった。

まず、トム・クルーズ。彼が出ているだけで、彼がアクションしているだけで、やはり惚れぼれと見とれてしまう。

しかも今回はトム対トムの戦闘もあり、トム・クルーズ好き的にはたまらない展開となっている。最終的にはトム・クルーズが何万人も出てくる、まさにトム・クルーズ愛にあふれた映画だった。

もうすでに50代を迎えているトム・クルーズの肉体はミッションインポッシブル1の頃と遜色ないのでないかと思えるほどキビキビと若々しい。ミッションインポッシブル4のときは、流石にちょっと歳とったな〜なんて思っていたけど、今作は10歳近く若返っているように思えた。

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考えてみたら僕はこれまでにけっこう大人になってからトム・クルーズ主演の映画を映画館で見ている。

アイズ・ワイド・シャット
ミッション・インポッシブル
ミッション・インポッシブル2
マイノリティ・リポート
宇宙戦争

他にも映画館で観たかもしれないけど、思い出せない。

宇宙戦争は特に好きな作品でDVDで何度も観返した。しかも特定のシーンが好きなため、ピンポイントでそのシーンばかりを観ている。

はなしをオブリビオンに戻す。

状況設定の説明が主人公のナレーションに頼りきっているところがあるため、SF映画を見慣れている僕でも途中???ところがあった。

一緒に観に行っていたパートナーは話についていけず、レイトショーという時間帯もあってか途中で眠ってしまってたらしい。

けれどもこの映画には僕の琴線に触れるところが多々あった。一つは世界崩壊後のビジュアルイメージ。話の設定上は人類が異星人との戦いによって衰退した後の世界を描いており、どこまでも砂漠が続く荒廃した地球の姿が描かれている。どうしたわけか僕は、世界が崩壊した後のビジュアルに心を惹かれてしまうのだ。

オブリビオンの世界は植物も枯れ果てた、黒色の砂漠がどこまでも続く荒野が中心になっていた。地球は荒廃しているが人類は異星人との戦争に負けたわけではないので、文明まで失っているわけではない。

地球の上空にはスペースコロニー様のものがあり、人類はそこで土星衛星タイタンへの移住を待っている。そのスペースコロニーが、まるで青空にうつる月のようなかたちで浮かんでいる姿が映し出される。

月で思い出した。この世界では月が異星人によって破壊されたため、月の半分が砕け、月のまわりにはまるで土星の輪のように月の破片が浮かんでいる。この描写も好きだ。

こうどうしても荒廃した滅亡した人類および地球の描写に目が行ってしまう。

トム・クルーズ演ずる主人公はこの不毛な世界のどこに住んでいるかというと、空中に浮かぶガラス張りの居住施設に暮らしている。この居住施設からいかにもSFチックな飛行マシーンに乗って荒廃した地球上でのパトロール任務に繰り出す。

海水をエネルギー源として動力を生みだす巨大な空中浮遊型のプラントが大洋の上には浮かんでいる。このプラントは基地も兼ねているようで、ここからドローンと呼ばれる無人の戦闘ロボットが吐出される。

トム・クルーズの任務は異星人の残党(けれども姿は見えない)に時々壊されるこのドローンの修理メンテナンスがメインだ。

ドローンは、主人公を何度となく誤者しそうになるなど、容赦なく敵を殺す殺戮機械のように描かれている。途中トム・クルーズの言うことを聞かず、不時着した宇宙飛行士を殺してしまうシーンもある。

いままさしくアメリカがパキスタンでテロとの戦いで使用し、その誤爆で無実の人が何百人も殺されていることで最近問題になっているあのドローンと同じく、無人機による未来の戦争とはまさしくこういう感じなのだろうなと薄ら寒くなった。

マシーンのバトルシーンはこのドローンとのバトルがメインとなる。

こういうふうに好きなシーンばかりをピンポイントであげていくと、逆に作品全体としては満足できなかったのではないかと思われるかもしれない。そんなことはまったくなく、少なくとも僕は払ったお金分は2時間きっちり楽しめた。

映画史的には何も新しいところは無い作品だったのかもしれないし、話の内容も分かりづらいかもしれないが、いわゆるSF超大作を期待して観に行く分には十分満足できるレベルだったと思う。


レイトショーはいつも1200円というお手頃価格で観られるということを知って以来、今年は映画館に足を運ぶ機械がめっきり増えた。

一週間の仕事を終えた金曜の夜、ビールを持込ながらスナックを片手に見る映画はなんだって面白いのかもしれない。

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34歳男子。ネザーランドドワーフと34歳女子と3人で同棲中。好きなモノは、タイ料理、カキピー(わさび味)、海外SF、ゾンビ映画、村上春樹、野宿、スパイ、自分。ブログは半径100メートル以内の出来事を忘れないようにメモっています。新卒で入ったB2B系広告会社の営業を皮切りに、Webライター、マーケッター見習い、Web広告屋、CRMマーケッターを経て、現在はダイレクトマーケティング・コンサルタントという肩書きのもと、とある通販コスメのECサイトを成功報酬モデルでプロデュース中。未知のビジネス課題をクライアントと一緒になって解決するお仕事が多いです。裏日本の豪雪、酷暑地帯出身。手先器用、口先不器用。新大阪在住。

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